2016年4月 7日

歯科クリニック導入検証プロジェクト

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実際に口腔がん検診システムをクリニックへ導入するには沢山の問題がありました。
"口腔内蛍光観察装置 VELscope®Vx(ベルスコープ)は本当にクリニックでの使用に適しているのか"
"患者さんからの需要は本当にあるのか"
"最適な検診スキームはどのような形なのか"

これらの課題を解決するため、患者層、新患数、自費率、医院のコンセプトに違いのある、
東京の渋谷区や港区をはじめ、北海道や新潟県、秋田県、香川県、静岡県など地方の先生方にご協力いただき、
約8ヶ月におよぶ検証プロジェクトを行ないました。
今や、ご協力いただいた先生方は、口腔がん検診を推奨する中心の医院様となっています。


検証プロジェクトの内容
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大学の先生方を講師としてお招きし、定期的な勉強会を開催しました。

(左)東京歯科大学 口腔顎顔面外科学講座        主任教授 柴原孝彦先生  ご紹介はこちら
(中)東京歯科大学 オーラルメディシン・口腔外科学講座 主任教授 野村武史先生  ご紹介はこちら
(右)日本歯科大学 歯科放射線科・口腔病理診断科    教授  柳下寿郎先生  ご紹介はこちら

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その内容は上記の先生方を講師として迎え、口腔がんについての基礎知識の習得や症例研究会、クリニックで実際に使用した際に浮き上がった問題点の共有や解決策のディスカッションなど多岐にわたります。


システム導入前の勉強会では、8ヶ月の検証プロジェクトを通して分かった
"先生方に学んでいただきたい内容"や"検診におけるポイント"などをお伝えいたします。


運営事務局より

"口腔がん検診および口腔健診サービスで日本の口腔がんを撲滅したい。"

これは事務局が本気で考えていることです。

先進国で口腔がんによる死亡者数が上昇しているのは日本だけです。
この現状をどうお考えになるでしょうか。

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「口腔がんに開業医が出会うのは一生で数回程度だから、そんなに勉強する必要はない」
プロジェクトを開始した当初、ある先生からそんな話しを耳にしました。

はたして本当にそうなのでしょうか。
口腔がん患者は、発症してから歯科医院に一度も通っていないのでしょうか。
ある大学のデータでは、口腔外科に来院した口腔がん患者の約30%は"紹介のない患者さん"とのことです。
そして、その30%のうち80%は"加療中に転院した患者さん"でした。

「うちのクリニックではそんなとこまで診ていられない」
そうおっしゃる先生もいらっしゃいました。

heart 300.jpg院長先生は"経営者"として医院やスタッフを守らなくてはならないのは事実です。
しかし、それ以前に"歯科医師"として患者さんのために最善を尽くし、1人の患者さんに真摯に向き合い、
患者さんの生活に問題があれば指摘し改善していく。
これが歯科医師の理想としてあるべき姿ではないでしょうか。

口腔がんで命を落とす方は年々増えていますが、早期発見・治療ができればかなりの確率で生存が可能です。
日々診療されている全国のクリニックの先生方による口腔がんの早期発見こそが、患者さんの命を救うことにつながります。


全国のクリニックがこのシステムを導入し、口腔がん検診が全国に広がることで口腔がんが減少し、ひいては日本の歯科業界が大きく変わると信じています。