2018年3月28日

西日本編 第7弾『沖縄県』開催レポート!!

2018年3月4日(日)
沖縄県歯科医師会館2F大研修室

『満席!』参加者数:80名(定員60名)

■歯科医師:60名 
■歯科衛生士:9名 
■他歯科スタッフ:1名 
■関係者(座長、ご来賓、事務局):10名
新崎章
座 長
琉球大学大学院
医学研究科
顎顔面口腔機能再建学講座
教授 新崎 章 先生

 西日本シンポジウム(全12回)の後半戦突入、第7回目の開催地区として、3月4日(日)『地域の口腔がんを考えるシンポジウム 第2弾 西日本編(全11地区12回)』の第7回沖縄県版が開催されました。

 開催前日の天候は雨で、3月初旬だというのに、さすが沖縄!まるで梅雨のような気候でしたが、開催当日は、雨もすっかり上がり、快適な天候になりました。

 島国沖縄、オーラルナビシステムの必要性が非常に高いのではないかと想像しますが、はて如何に?

以下、ご参加者のアンケートを掲載させていただきますので、ぜひ、ご一読を。

また、今後の開催予定は以下の通りです。ぜひ、ご参加ください。


【第2弾 西日本編 今後の開催スケジュール】

・大分県 2018年4月8日(日) 11:00~16:00 於:大分県歯科医師会館
・長崎県 2018年 4月15日(日) 11:00~16:00 於:長崎県歯科医師会館
・広島県 2018年4月22日(日) 11:00~16:00 於:広島県歯科医師会館


西日本シンポジウム申込はこちら


沖縄シンポジウムの様子

座長

新崎章

琉球大学大学院
医学研究科
顎顔面口腔機能再建学講座
教授 新崎 章 先生

講演資料

<<座長講演資料>>

座長講演に関し 座長講演に関し
『若年層の患者さまも増えていることを知り、自身の責任の重さを再確認しました。"見落とし"がないように、これまで以上に視診・触診をしていきます。』

主なコメント

■沖縄県での現状を知ることができて良かった。

■沖縄の口腔がんの事、琉大で行われている症例について聞けてよかった。また連携拠点病院の話も良かった。

■沖縄県の実態がわかって良かった。

■身近に感じました。

■沖縄県の口腔がんの現状が良く理解できた。

■我々歯科医師の責任を感じた。

■沖縄の現状を知り、周知する為に必要な知識が伝わりました。県民への周知の為一般歯科の歯科医・スタッフへの教育が大切であると改めて感じました。

■沖縄県の現状と口腔癌の増加について改めて確認させられます。

■長期にわたるデータの比較と多さがすごいと思いました。沖縄に特化したがんの説明もわかりやすかったです。

■一般の歯科医院から粘膜を注意よく観察する事によって、気づく事が出来るということがわかり、明日から、舌の下など観察しにくい場所も気をつけようと思った。

■琉大の口腔外科の紹介等に関して詳しくしりたい。

■沖縄県の口腔癌の部位(舌に多い事)症例数や(32年間の)年齢別50~70代が多いことがわかった。もっと口腔内をしっかり見ていこうと思った。

■重症化した患者さまの写真を見ることができたこと、若年層の患者さまも増えていることを知り、自身の責任の重さを再確認しました。"見落とし"がないように、これまで以上に視診・触診をしていきます。ありがとうございました。


基調講演 基調講演
『歯周病と思って診療していたら、歯肉がんだった症例が衝撃的だった。検診で救えるがんがたくさんあると思った。異形成くらいの段階で見つける事の重要性が分かった。』

主なコメント

■「気」の入った先生の講演は聴いていると、こちらまでやる気になりました。"見落とし"を減らしたくて参加しました。今回、オーラルナビシステムの事を知り、ぜひ申し込んで、ご相談に乗ってもらえるようにしたいと思います。少しだけ気持が楽になりました。・・・日本の差にも驚きました。

■口腔癌は機能的、審美的にその人の人生を大きく変える疾患だと思うので、早期に発見できれば侵襲を小さくしてあげられるのではないだろうか。

■歯周病と思って診療していたら、歯肉がんだった症例が衝撃的だった。検診で救えるがんがたくさんあると思った。異形成くらいの段階で見つける事の重要性が分かった。レッド&ホワイトリボンの意味が分かった。

■日常の診療の中で口腔粘膜の検査の大切さが分かった。

■口腔がんナビシステムに興味がある。

■例えもおもしろく、とてもわかりやすかったです。癌撲滅への先生の情熱を感じました。

■すばらしかった。とても勉強になった。

■きわめて具体的わかり易い。効果的なActionをおこすには、日本歯科医師会を動かす必要があると思われます。

■内容がとても分かりやすかった。現在、個別に口腔がん検診を行っているが、精度の向上になる内容で有意義であった。

■3症例目が理想と思いました。その為には、細胞診の診断能力の向上が大切だと思われました。

■基礎的な知識の整理・一般歯科からのアプローチ検診の実施、周知活動が必要である事が認識できました。

■現在まで口腔粘膜診療の不十分さを痛感し、改めて我々が細かいケアと粘膜をみる目を養う必要があると思われる。

■貴重なご講演をありがとうございました。今後、日常の診療で、生かしていきたいです。

■色々な症例を見て、口腔がんの怖さを知った。早期発見をすることで、助かる事が出来るので、気をつけようと思った。また、患者様(一般の方)に口腔がん認知してもらう為、一般医院で働いている私達から広める行動をおこしていかなきゃと思いました。

■入重山離島からでもアプローチができる環境ができれば良い。

■あらためて基本から学べて良かった。個人的には若い患者もしっかりとチェックする必要性を感じた。他のまわりのドクターにも啓蒙していかなければならないと強く思った。県市町村レベルでの連携ができるように何とか体制を整えたい。

■基底細胞が変わって、有棘細胞に変化していく、その有棘細胞が異形成をおこしてがんになる・・・・わかった。


口腔がん撲滅運動の展開に関し 『来院者への啓発から始める必要性を感じました。』

主なコメント

■歯科医師会との温度差を感じる。県歯科医師会も共に、運動展開していかなくてはならない分野だと思う。

■この運動が広がっていくといいですね。

■来院者への啓発から始める必要性を感じました。

■VELscopeの有効性がよく理解できた。


地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して 地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して

主なコメント

■この運動を進める困難さなども聞けてよかった。それでも前に進んでいく、話もよかったです。

■口腔がんについて考えるいい機会になった。

■歯科診療所の地域の役割を再認識できて良かった。ご高齢の方ばかりでなく、若い女性の粘膜もみるように、今後気をつけます。


全体を通じての感想 全体を通じての感想
『国民へ口腔癌について認知するには、まず我々歯科医への教育が必要ではないかと思いました。』

主なコメント

■この運動をより進めていただきたい

■数日前にも地区歯科医師会(県歯ではなく)からも口腔粘膜症患の患者さんに配布用のパンフレッドが届きました。別々にアプローチするより、組織同士が協調して展開した方がより県民に大きな声で届けられるのではないでしょうか。

■県や市町村からの委託事業として、口腔がん検診が行えるようになって欲しいです。

■口腔扁平上皮癌は表層分化型がほとんどです。自家蛍光観察は上皮のどの部位(厚さ)をカバーしているのか気になりました。

■国民へ口腔癌について認知するには、まず我々歯科医への教育が必要ではないかと思いました。

■学生の時、拝聴して以来の柴原先生のご講演が変わらずキレがあって、おもしろかったです。口腔がんが発症まで5年というのは、検診の大切さを痛感しました。

■今日はとても勉強になりました。

■ベルスコープの導入は、ピエゾサージカリーのあとに考えています。46.1%は下げたいので協力していきたい。

■まずは口腔癌の認知度を上げることがとても大切だと思いました。

以上です。

※ご参加者の皆様、アンケートへのご協力をありがとうございました!

以下、会場の様子で~す。



★「地域の口腔がんを考えるシンポジウム(西日本編)」の第10回目以降のご参加お申込みは以下まで


西日本シンポジウム申込はこちら

TOPへ戻る

西日本編 第6弾『山口県』開催レポート!!

2018年2月25日(日)
於:山口県歯科医師会館2Fホール

『満席!』参加者数:90名(定員70名)

■歯科医師:59名 
■歯科衛生士:18名 
■他歯科スタッフ:3名 
■関係者(座長、ご来賓、事務局):10名


座長

座 長 山口大学大学院 医学系研究科 歯科口腔外科学分野 名誉教授 上山 吉哉 先生

山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
名誉教授 上山 吉哉 先生

副座長

副座長 山口大学大学院 医学系研究科 歯科口腔外科学分野 教授 三島 克章 先生

山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
教授 三島 克章 先生

サポート

サポート 山口大学大学院 医学系研究科 歯科口腔外科学分野 助教 内田 堅一郎 先生

山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
助教 内田 堅一郎 先生


  西日本シンポジウム(全12回)の前半最後の地区として、2月11日(日)『地域の口腔がんを考えるシンポジウム 第2弾 西日本編(全11地区12回)』の第6回山口県版が開催されました。

 何と、この日は、福岡・山口方面の大学入試の日と重なった影響で、山口県歯科医師会館のある湯田温泉は元より、新山口・宇部・萩、さらには小倉・福岡までのどの地域でも前泊の宿がまったく取れず、結局、ラッキーにも岩国に1部屋の空きを見つけ、そこに宿泊しました。

(到着したのは、すでに夜だったので薄っすらですが、(笑))目の前の錦帯橋を眺めながら、また、山の上の岩国城を眺めながら、翌日の盛況を祈り就寝しました。(笑)

さて、その山口、旧藩名は長州、明治維新の多くの立役者を排出した国、口腔がん維新も山口からとなっていただくべく、多くの方に集結していただきました。

以下、ご参加者のアンケートを掲載させていただきますので、ぜひ、ご一読を。

また、今後の開催予定は以下の通りです。ぜひ、ご参加ください。


【第2弾 西日本編 今後の開催スケジュール】

・大分県 2018年4月8日(日) 11:00~16:00 於:大分県歯科医師会館
・長崎県 2018年 4月15日(日) 11:00~16:00 於:長崎県歯科医師会館
・広島県 2018年4月22日(日) 11:00~16:00 於:広島県歯科医師会館


西日本シンポジウム申込はこちら


山口シンポジウムの様子

座長

山口大学大学院 医学系研究科 歯科口腔外科学分野 名誉教授 上山 吉哉 先生

山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
名誉教授 上山 吉哉 先生

サポート

山口大学大学院 医学系研究科 歯科口腔外科学分野 助教 内田 堅一郎 先生

山口大学大学院
医学系研究科
歯科口腔外科学分野
助教 内田 堅一郎 先生

講演資料

<<座長講演資料>>

座長講演に関し 座長講演に関し
『山大口腔外科の癌に対する治療内容がよくわかりました。今後は、第一選択肢として患者さんにすすめたいと思いました。』

主なコメント

■光市で行われている口腔がん検診を他の市でもできればと思う。

■内田先生のお話もわかりやすく、スライドも良かったです。

■わかりやすかったです。

■内田先生のご説明は明快で的確でわかりやすかったです。

■とても興味深かった。

■口腔がん治療の現状がよくわかった。

■免疫療法、抗がん剤についての内容が知りたかった。

■あまり口腔がんに対して知識がありませんでしたが、とてもわかりやすかったです。

■山口県のがんの現状がよくわかりました。

■早期発見が重要だということが理解できました。

■口腔がんの概要、山口県(地域)の取り組みがよくわかりました。

■専門的な症例や、統計などを特にその県において見せていただくことも少ないので、大変勉強になりました。

■山口のがん患者の現状がわかり、よかった。

■具体的且つ症例。

■統計や臨床に基づいての講演で非常に分かり易かったです。具体的数値を知ることができ、有難く思いました。勉強になりました。

■山口県の取り組みや現状をも知ることができてよかった。

■意外なことに生存率が高くてビックリした。がんの方が年々増加されているのに,がんの方に会ったことがなく、できれば診なくてよければと思います。

■とにかく早期発見が重要なのだと思う。

■口腔がんの基礎をわかりやすく説明して頂きありがとうございました。

■山口県の傾向が理解できてよかった。

■日々の診療では、あまりみることのない症例等をみることができ、県内の口腔がんの実態を知ることができて良かったです。

■口腔ガンの治療(標準治療)がよくわかりました。できれば、もう少し多くの症例が見たかったです。

■山口県内でのデータや、口腔癌の基本的なことがすごく分かりやすく説明していただけて勉強になりました。

■統計等まとまってわかりやすかった。

■疫学的な分布を学ぶことができ、診療にaction。

■標準治療と光市における口腔がん検診は、初めて耳にする情報で、今日知ることができよかった。

■山口県の現状と、山口大学で治療されている内容がよくわかりました。

■山大口腔外科の癌に対する治療内容がよくわかりました。今後は、第一選択肢として患者さんにすすめたいと思いました。

■山大の口腔ガンへの取り組みがわかり、良かった。


基調講演 基調講演
『以前勤めていた病院で、歯科衛生士が見つけたと講演で紹介された写真と同じような病変を見つけたことがありました。私は、がんとは思わなくて、一応、院長に報告しましたが、痛みもないので大丈夫とそのまま帰してしまいました。院長も私も何も知らず、今、その方がどうなっているのかと思うと怖いです。勉強不足とは情けない話です。』

主なコメント

■口腔がんをみつけるのは歯科医師であることを自覚し、また色々症例も見せていただけて良かった。

■柴原先生の話はとても聞きやすく、興味深かったです。比較写真は見やすくて良かった。DHがみつけた!!と連呼されていたのも、DHには力強い言葉でした。

■柴原先生の熱意が伝わるような話でよかったと思います。

■聞き取りやすくて良かった。

■進行がんの恐さを知ることができた。早期発見の立場にある歯科医師の口腔がんの発見の大切さを勉強できました。

■以前より興味をもっており、行政に訴えたことがあるが、反応が悪かった。

■Dr.や患者に対して伝えたい事、分かって欲しい事、柴原先生の伝えたい事がよく分かりました。

■早期発見の重要性について理解することができました。虫歯、歯周病と一緒に粘膜の状態も診ていこうと思いました。患者さんがより幸せな生活を送れるようにしていきたいと思います。

■がん検診の概要を知りました。口腔粘膜病変の検査と口腔がんの関係性を確認できた。

■今の現状からこれからの対策までわかりやすく教えて頂きました。明日から臨床に活かしたいと思います。

■口腔がんの現状がよくわかり、VELscope等の診断用機器があることや検診の大切さがわかった。

■貴重なご講演を拝聴させて頂きありがとうございました。「なぜ、今、口腔がんか?」のタイトルの真髄が大変よくわかりました。日本における口腔がんの現状に恐怖を覚えました。日々の臨床の中において、粘膜を診ることの大切さを再確認致しました。今後は、見えるセルフチェックできる検診であることを患者者にも啓発し、口腔がんで命を落とされる方が1人でも減少するよう自身も努めたいと思います。

■以前勤めていた病院で、歯科衛生士が見つけたと講演で紹介された写真と同じような病変を見つけたことがありました。私は、がんとは思わなくて、一応、院長に報告しましたが、痛みもないので大丈夫とそのまま帰してしまいました。院長も私も何も知らず、今、その方がどうなっているのかと思うと怖いです。勉強不足とは情けない話です。院長ですら分からない、その中一般の方はもっと分からない。これからはしっかりやろうと思う。

■口腔がんの死亡率がこれほど高い事を知りませんでした。DHが初期がんを発見した事例を紹介して頂き、私も粘膜を見る目を養わなければと思った。

■口腔がんの増加傾向など世界での状況が理解でき、若年層は増加傾向ということは驚きであった。

■初期段階で見つけることが、いかに大事か、知ることができた。患者さんの口腔内をみる際、粘膜の方も気をつけて見ることが重要で、歯科衛生士として、早期発見に少しでも貢献できればと改めて感じた。

■前ガン症状をみのがさないという事が本当に大切なのだとわかりました。柴原先生が力強く講演していただいて、とても影響を受けました。

■衛生士でもできることがあるということを改めて知り、普段から患者様の口腔内をしっかりと見る習慣をつけなければと思いました。罹患者の傾向も変わってきているということで、若いから大丈夫だろうという偏見をもつのはやめようと思いました。

■検診の際の注意点やポイントがわかり易かった。

■熱意が感じられるすばらしいご講演でした。

■口腔がんの見逃しを防ぎ、早期発見・早期治療の重要性を理解できてよかった。

■情熱あふれる御講演を拝聴することができ、感激しております。今後の自治体業務に反映できるよう、職場へ報告したいと思います。

■わかりやすい説明で、明日からの診療に早速取り入れていきたいと思います。特に口腔粘膜に対し、注意していきたいと思いました。

■行政との関係がよくわかった。


口腔がん撲滅運動の展開に関し 口腔がん撲滅運動の展開に関し 『"あやしい"ということに気づくという「目」を養いたい。』

主なコメント

■知らなかったので、今回学習させていただいてよかったです。

■以前より興味・関心は持っていた。行政に訴えたこともあるが反応がなかった。

■さすがコンサルのプロと言う話で説得力がありました。

■口腔がんについてTVで取り上げられて、私の勤務先にも何件か問い合わせがありました。良い勉強になりました。

■少しでも早くがんを発見して口腔がんを撲滅していくことが大事です。

■テレビで口腔がんの事が取り上げられて、患者さんから質問をいただくことが多かったので、今回このセミナーに参加できてよかったと思います。

■大学付属病院と近ければ紹介しやすいが、遠いと患者の負担も大きくなるため、画像等で連絡を取り、必要に応じて紹介できればと思った。

■蛍光観察装置を用いることで視覚的な異常に気付き、異常事例があれば、システムに載せ基幹病院を受診できる。ナビシステムは地域格差が減少し画期的な方法であると思う。これを利用することにより、多くの初期がんが発見され命を落とされる方が減少することを願います。

■世界での口腔がんの死亡率について日本がWHOから勧告を受けていることが残念である。改善してほしい。

■米国に比べ、日本が遅れをとっている現状がよく分かった。現在、口腔外科に勤めており、どちらかと言えば紹介されてくる患者を診ることが多いが、経過観察の患者さんや初診で紹介状のない患者さんの問診や所見には、今まで以上に気を配っていきたい。Dr.と違い診断はできないが、"あやしい"ということに気づくという「目」を養いたい。

■わかりやすかったです。

■予防することが大切。

■一般人の感覚から、検診に関してとらえられていて、新鮮に思った。開業医の役割、それに対する専門機関の役割を果たすことは大切と感じた。

■アメリカと日本の現状の格差に驚いた。

■今後もHP、拝見します。

■地域の皆さんが、早期発見、早期治療受けれるように全国で拡がりをみせることは大変重要と思います。


地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して 地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して
『国内、県内の口腔がんの現状がよく分かった。「口腔」に携わる仕事に就いている者として、とても真剣に考えなければならない問題であると感じた。』

『知らないことが多く、知りたいと思っていたことを聞けてよかった。本も買えてじっくり読みこめて助かる。』


主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)

■質問を休憩中の時に裏で受け付けるなどしても良いかと?大勢の前では中々言えない方も多いので。(※ありがとうございます。工夫します。)

■口腔がんは初期発見が大事ということがよくわかりました。

■すぐに役立つことはなくても自分自身が理解しておくことで患者さんのお役に立てたらと思います。

■現在、大学病院にいるため開業医や関連病院等の意見が聞けてとてもよかった。

■日本における口腔がんの現状や最新の治療システム。そして何より先生方の熱意に感銘を受けました。本日は貴重なご講演をありがとうございました。明日から臨床に活かしていきたいと思います。

■知らないことが多く、知りたいと思っていたことを聞けてよかった。本も買えてじっくり読みこめて助かる。

■国内、県内の口腔がんの現状がよく分かった。「口腔」に携わる仕事に就いている者として、とても真剣に考えなければならない問題であると感じた。

■ガンとは何かを教えていただけた。啓発が大切だとよく理解できました。

■変化に気づける目を養い、歯科衛生士としてのプライドと責任を持って、1人1人の患者様に関わっていこうと思いました。これから、もっと勉強して、1人でも多くの命を助けられるよう努めたいと思っております。

■すばらしい内容で、もっと拝聴したかったです。HPを拝見したいと思います。

地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して

全体を通じての感想
『自分も癌にはなりたくない。その中で、検診をし、地域の人々に役立てる、自分のなりたくない気持ちをこのような形で還元できるのは素晴らしいと感じた。』

主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)

■朝~夕までの時間でしたが、ムダのない進行がとても良かったと思います。

■私は今まであまり口腔がんについて勉強もしておらず、詳しくは分かりませんでした。TVで口腔がんについて取り上げられ、患者さんからも何件か問い合わせがありました。今日、新しく身に付いた事を今後の診療に生かしていきたいと思いました。

■口腔がんについて深く知る機会がなかった為、今日の講演に参加でき良かったです。アメリカとの差に驚くこともあり、口腔がんについてもっと知識をもたないといけないと感じました。

■柴原教授の説明がわかりやすくてよかった。口腔がんには〇〇が大事だということがわかりました。(※すみません、解読不可能でした。)

■テレビで口腔がんが取り上げられ、患者さんの認知度が高まっていると思います。今回このセミナーに参加して、早期発見早期治療の重要性を実際の症例を見て実感することができました。日頃の診療でも今回のことを活かしていきたいと思います。

■歯科衛生士さんが舌がんを早期発見されたという話をきいて、歯科医師だけでなく歯科衛生士、歯科技師、歯科助手といった歯科医療に携わる全ての職種の人々が、口腔がんに対して意識を強く持ち、口腔がんを見落とすことがないようにできたら良いなと思った。

■すごく良かった。知れた。勉強がやはり足りなかったです。

■ご講演内容についてのみ、回答させて頂きました。とても勉強になりました。会員に周知させて頂こうと思います。お世話になりました。

■本日のシンポジウムに参加でき、大変良かったと思います。直接、口腔を診て、触る職種として、「おかしい」に早く気づいていきたい。

■貴重な講演をありがとうございました。

■自分も癌にはなりたくない。その中で、検診をし、地域の人々に役立てる、自分のなりたくない気持ちをこのような形で還元できるのは素晴らしいと感じた。

以上です。

※ご参加者の皆様、アンケートへのご協力をありがとうございました!

以下、会場の様子で~す。




★「地域の口腔がんを考えるシンポジウム(西日本編)」の第10回目以降のご参加お申込みは以下まで


西日本シンポジウム申込はこちら

TOPへ戻る

2018年3月20日

シンポジウムレポート

第一弾北日本編 第二弾西日本編 第三弾中日本編 第四弾関西・四国・山陰編 第五弾関東・福井編

2018年3月19日

関東・福井 各地区レポート

関西・四国・山陰 各地区レポート

  • 栃木レポート
  • 神奈川レポート
  • 千葉レポート

シンポジウム申込はこちら

関西・四国・山陰 各地区レポート

関西・四国・山陰 各地区レポート

  • 兵庫レポート
  • 香川レポート
  • 和歌山レポート
  • 徳島レポート
  • 高知レポート
  • 滋賀レポート
  • 愛媛レポート
  • 大阪レポート
  • 大阪レポート
  • 島根レポート
  • 奈良レポート
  • 鳥取レポート
  • 京都レポート

シンポジウム申込はこちら

中日本各地区レポート

中日本各地区レポート

  • 長野レポート
  • 三重レポート
  • 石川レポート
  • 静岡レポート
  • 愛知レポート
  • 岐阜レポート
  • 富山レポート
  • 山梨レポート

シンポジウム申込はこちら

西日本各地区レポート

西日本各地区レポート

  • 熊本レポート
  • 佐賀県レポート
  • 福岡県(福岡市)レポート
  • 福岡県(北九州市)レポート
  • 岡山県レポート
  • 山口県レポート
  • 沖縄県レポート
  • 宮崎県レポート
  • 鹿児島県レポート
  • 大分県レポート
  • 長崎県レポート
  • 広島県レポート

シンポジウム申込はこちら

2018年3月 6日

第三弾中日本編

2018年3月 2日

『第6回:口腔がんの治癒率』

「知ってトクするコラム」

『第6回:口腔がんの治癒率』


このパートでは、口腔がんについて、疫学、病理、治療、そして予防の解説を
順次行っていきます。

時折、最新の耳寄り情報も加えますので、知ってトクするコラムとなります。
ご覧の皆様が『口腔がん通』になること請け合いです、ご期待ください。

さて、第6回は、以下のことをお話しします。

『第6回:口腔がんの治癒率』

日本の口腔がんは、国民10万人に対して6~8名以上の発症率となりますが、
日本の胃がん、肺がんなど28種のがんの中で12番目の発症率、
そして、予後の順番では20番目という治りにくいがんになります(前述)。

今回は口腔がんの治癒率について解説します。

全国がんセンター協議会の報告によれば、口唇・口腔・咽頭がんの5年生存率は、
ステージ別に見ますと、

・1期(大きさ≦2cm and深さ≦5mm) :80.3%、
・2期(大きさ2cm< and 5mm<深さ≦10mm、大きさ≦2cm and深さ≦10mm):67.2%
・3期(4cm<大きさor 10mm<深さ、リンパ節転移):53.4%、
・4期(隣接器官へ波及、リンパ節転移):38.9%

となっています。

口腔がんに限っては、

・1期:93%、
・2期:80%、
・3期:70%、
・4期:60%

とする報告が多く、早期発見の効果が立証されています。

口唇・口腔・咽頭がんの5年生存率

そのため(罹患者数が少ないため)胃がん等の国が推奨するがん検診の対象となっていませんが、早期発見による治療法は確立しているため、検診活動の意義はあります。

進行すれば、生命の危機を回避できたとしても、咀嚼、会話、審美など多くの負担を強いることになります。

口腔がんは、早期発見、そして、早期治療が成立つ癌なのです。


患者さんの口腔内に疑問を感じたら、すぐにオーラルナビシステムでご連絡ください。

口腔がん検診『オーラルナビシステム』登録申し込み(無料)

「知ってトクするコラム」

『第5回:口腔がんの好発部位』

「知ってトクするコラム」

『第5回:口腔がんの好発部位』


このパートでは、口腔がんについて、疫学、病理、治療、そして予防の解説を
順次行っていきます。

時折、最新の耳寄り情報も加えますので、知ってトクするコラムとなります。
ご覧の皆様が『口腔がん通』になること請け合いです、ご期待ください。

さて、第5回は、以下のことをお話しします。

『第5回:口腔がんの好発部位』

口腔内の、歯を除いたどの部分からも発症します。

すなわち、唇、歯肉、頬、口底、口蓋、そして顎骨などが該当します。

口腔がんの好発部位

なかでも舌が最も多く、40%以上を占めています。

舌と言っても口腔内最大の臓器なため、いろいろな部位に分かれていて、
舌尖、舌背、舌側縁、舌下面、そして舌根から構成されています。

なかでも口腔がんの好発部位は万国共通で舌側縁です。

その他の部位にも発症しますが、頻度としては低く、特に舌背は稀です。

もし舌背原発の口腔がんがあれば、それだけで学術誌の症例報告となります。

海外に目を転じてみれば、頬粘膜が好発の国もあります。

これは檳榔樹の噛みタバコの噛み汁が原因で患者の独特なライフスタイルが
影響しています。

口腔粘膜診査のとき、一口腔単位として隅々まで視診と触診をすることは重要
ですが、舌側縁は特に念入りにチェックをお願いいたします。

舌側縁の奥には葉状乳頭または舌扁桃の隆起物があり、一見『舌がん』と見間違う
ことがありますのでご注意ください。

今一度、解剖書を紐解き正常像を把握しておきましょう。

患者さんの口腔内に疑問を感じたら、すぐにオーラルナビシステムでご連絡ください。

口腔がん検診『オーラルナビシステム』登録申し込み(無料)

「知ってトクするコラム」

『第4回:口腔がんの好発年齢と性差』

「知ってトクするコラム」

『第4回:口腔がんの好発年齢と性差』

このパートでは、口腔がんについて、疫学、病理、治療、そして予防の解説を
順次行っていきます。

時折、最新の耳寄り情報も加えますので、知ってトクするコラムとなります。
ご覧の皆様が『口腔がん通』になること請け合いです、ご期待ください。

さて、第4回は、以下のことをお話しします。

『第4回:口腔がんの好発年齢と性差』

口腔がんは他のがんと同じく高齢者に好発します。
特に、60歳以降の男性に多いと言われています。

1980年代頃(筆者が学生だった頃)の教科書では、中高年以降の男性に多く、
男女比は約3:1であると書かれていました。

口腔がんの要因が食生活、酒とタバコの習慣、口腔環境の劣化そしてストレス
などが挙げられ、男性に多い理由と考えられていました。

30年以上が経過し、社会は西洋化し、口腔がんの様子も大きく変化してきています。

最近の報告では、女性の罹患者数が増え、男女比は1.6:1とする報告を多くみられます。

また、若年者の罹患者も散見され、以前では考えられなかった17歳の女子の症例報告
もあり、愕然とします。

過去25年間を5年毎に区切り40歳以下の罹患者の比率を比較した報告では、
明らかに増加傾向にあり、若年化していることが判明しました。

米国の口腔がん予防のポスター
国の口腔がん予防のポスター

米国の口腔がん予防のポスターでは、『非喫煙者、女性、若いヒトも気をつけよう』と訴えています。

患者さんの口腔内に疑問を感じたら、すぐにオーラルナビシステムでご連絡ください。

口腔がん検診『オーラルナビシステム』登録申し込み(無料)

「知ってトクするコラム」