日本人の口腔がんへの危機意識の現状

日本全国に歯科医師は約10万人いますが、口腔がんの発生率が1~3%と低いこともあり、どうしても虫歯や歯周病、インプラントなどの治療に力を入れる傾向が強い状況です。「開業して患者さんの口腔内を診ても、口腔がんを目の当たりにするのは、一生に一度かゼロ」という先生もいらっしゃいますが、口腔がんと咽頭がんにより年間約7,000人が尊い命を失っているのです。

がん患者の来院経路.jpg

患者さんが口腔がんを克服し、再び快適な生活を取り戻すためには、何よりも早期発見が大切です。ごく初期の段階、がんの一歩手前で食い止めなければなりません。場合によっては良性の疾患を経由してがんになる可能性もあるので、さまざまな方向から口腔内を診断する必要があります。ある歯科医師は、年間1~2人口腔がんを発見しています。すると「一生に一度か、ゼロ」に大きな疑問がわいてこないでしょうか?

1人でも多くの歯科医師が定期的に口腔がん検診のトレーニングを受け、大学病院との連携を強くし、国民の口腔内全体をケアしていけるようになる必要があると言えます。「口腔がん検診を受けてがんが見つかった」「日本人の口腔がん5年生存率が向上、死亡率が著しく低下した」を1日も早く実現するためにも、歯科医師が一丸となって取り組んでいかなければならないのです。

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