重岡歯科医院 | 兵庫県

口腔がん検診・口腔健診に対する院長メッセージ

当院は口腔がんの早期発見と、口腔粘膜疾患の診断を診療の基軸とする歯科医療機関です。
私は神戸大学医学部付属病院口腔外科に在職中、多くの口腔がん患者さまを診てきました。また大学院での研究テーマも舌癌に関するもので、いわばライフワークです。
当院では2022年9月末現在553例の口腔がん検診を行い、9名の口腔悪性腫瘍を発見して発見率1.62％となっています。公表されている口腔がん集団検診及び個別検診のがん発見率はそれぞれ0.09％と0.18％等です。
また口腔がんは発見が遅れると、手術が成功しても顔貌に大きく影響することが多く社会復帰には壁があります。
一方で早期発見された場合は、最近では95％程度救命でき後遺症も殆どありません。
1にも２にも、「早期発見」が全てです。
検診は最新の蛍光光学機器（ベルスコープおよびORALOOKの2機種）と新しい液状化口腔細胞診を用いて苦痛なく行えます、安心して受診してください。