岩手県レポート

岩手県シンポジウムの様子

2017年7月2日(日)於:岩手県歯科医師会館

満席!参加者数:72名(定員60名)

■歯科医師:38名 ■歯科衛生士:33名 ■他:1名


座長

座長 岩手医科大学付属病院 口腔顎顔面再建学講座 名誉教授 杉山 芳樹 先生

岩手医科大学付属病院
口腔顎顔面再建学講座
名誉教授 杉山 芳樹 先生

講演資料

<<座長講演資料>>

副座長

岩手医科大学付属病院 口腔顎顔面再建学講座 教授 山田 浩之 先生

岩手医科大学付属病院
口腔顎顔面再建学講座
教授 山田 浩之 先生


★全体を通じ:
『救える命があり、私もそれに貢献出来たら!』

全体を感じての感想、ご意見
講演の様子1

主なコメント

■『改めて口腔がんについて知ることができた。健診の時、歯だけを診ていたので粘膜や舌も初めによく見ようと思いました。症例の写真もあったため分かりやすかったです。』

■『口腔がん撲滅運動委員会があるんだと初めて知りました。地域連携が必要だと感じます。岩手医大が中心になりリーダーになり、各病院や開業医さんを誘導することが大切だと思いました。カリエス重視の時代から歯周病、そして口腔がんと時代の流れと感じました。』

■『口腔がんの死亡率が50%近いなんて思ってもいなくてびっくりしました。(28癌中10番目というのにも)また若い女性の発生率が高いというのは頭にありませんでした。今日のシンポジウムを念頭に口腔全域、粘膜を観察していこうと思いました。癌の症例を見せていただくことも、退職までの4年間を意識して活動していこうと思います。』

■『口腔がんの早期発見、治療がとても大切なことがわかりました。歯や歯肉だけでなく、舌や頬粘膜もしっかり観察していきたいと思いました。また、患者さん自身にもしっていただくことが重要で、アプローチしたいと思いました。』

■『本日はありがとうございました。私自身、実際に口腔がんを見たことが少ないので症例をいくつか見ることができとても勉強になりました。みる目を養っていくこと、患者さんや地域の方に口腔がんに対する興味や知識を持っていただけるように今後活動していきたいと思いました。』

■『どこの医院に行っても見つけてもらえる位の統一感があると患者さんは助かると思います。と同時に、Dr.やDHのみる目を養う研修会等がもっとあっても良いと思います。岩手でも口腔がん検診が普通に行える日が来てほしいです。』


★座長講演:
『口腔がんを早期発見できるのは歯科医、歯科衛生士ということを再認識』

座長講演に関して
講演の様子2

主なコメント

■『口腔がんと聞いても実態がわかりませんでしたが、岩手県の実態をわかりやすくお話しいただけて良かった。』

■『実際にどれだけの患者さんがいるのか分かりました。検診でみつかる中には初期のがんが多く助かる命がたくさんあることを知りました。』

■『岩手の場合は、県歯科医師会と岩手大口腔外科の関係が密なのでこれからの展開に期待したいと思います。』

■『医大のみならず、各地区の医院でも、もっと診れる所があると患者さんにとっては安心だと思います。』

■『口腔がんを意識して口腔粘膜を診ていなかったことを反省。』

■『開業して20年が過ぎ、歯肉がんの患者さん発見1人だけです。口腔粘膜の意識を高める努力が必要だと痛感しました。口腔全体を診る習慣を付けたいです。』

■『口腔がんを早期発見できるのは歯科医、歯科衛生士ということを再認識し、歯や歯茎以外の口腔全域、粘膜をしっかりみていこうと思いました。』

■『がんの早期発見も大切だが、前癌病変の発見という点では日々の診療でもそのような目で口腔内を見ていきたいと思いました。』



★基調講演:
『粘膜、舌歯肉を見る目を養う事の大切さを実感した。』 

基調講演『なぜ、今、口腔がん検診か?』に関して
講演の様子3

主なコメント

■『多くの症例のスライドを見られて今後に役立ちそうです。ありがとうございました。難治性の歯周炎が歯肉がんとよく似ているというコメント、本当に自分も迷って専門医に紹介したので心にしみました。』

■『白板症の例など一人の患者さんについて経年的に症例を追った例はとても興味深くなかなか見られないので大変勉強になりました。早期例の写真集を期待しています。ベルスコープの紹介も今まで知らなかった機器だったので勉強になりました。今回の講義をきいて改めて早期発見、早期治療が大切であり口腔粘膜を自分でも気を付けていますが、改めて大丈夫だと思わず経年的に見ていくことが大事なことだと思いました。』

■『介護施設では利用者は残存歯が少なくほとんどの方が義歯を使用している。そのため粘膜を診る機会が多くなっているため大変勉強になった。口腔がんを意識して診ていきたいと思う。』

■『粘膜、舌歯肉を見る目を養う事の大切さを実感した。明日からしっかり診たいと思います。口腔がんの最期は出血と呼吸、とても悲しい現実だと思いました。今そういう患者さんが入院されてて口腔ケア携わってます。硬結がありとても大変な状況です。』

■『興味を持ちながら受けることができ、リコール時も今まで何となく歯、歯周組織、口腔粘膜を診ていたが講演を聴きさらにしっかり注意して見ていこうと思いました。口腔がんの特徴的なことも知ることができました。』

■『とても勉強になった。原発が90%というのもわかってよかった。初期の症状は白と赤 さわり方 これから隅々まで診るようにします。やはり口腔清掃、生活習慣、白板は面積と厚み なるほどです。』


TOPへ戻る

西日本シンポジウム申込はこちら

北日本各地区レポート

【ボタン】シンポジウムレポートトップへ