2018年4月16日

西日本編 第8弾『宮崎県』開催レポート!!

2018年3月11日(日)
於:宮崎県歯科医師会館4F大ホール

『満席!』参加者数:102名(定員50名)

■歯科医師:59名 
■歯科衛生士:27名 
■他歯科スタッフ:5名 
■関係者(座長、ご来賓、事務局):11名


山下善弘 先生
座 長
宮崎大学医学部
感覚運動医学講座
顎顔面口腔外科学分野
教授 山下 善弘 先生

3月11日(日)、『地域の口腔がんを考えるシンポジウム 第2弾 西日本編(全11地区12回)』の後半戦、第8回目が宮崎県にて開催されました。

天候にも恵まれ、定員の倍以上の皆様にお集まりいただきました!

以下、ご参加者のアンケートを掲載させていただきますので、ぜひ、ご一読を。

また、今後の開催予定は以下の通りです。ぜひ、ご参加ください。






【第2弾 西日本編 今後の開催スケジュール】

・広島県 2018年4月22日(日) 11:00~16:00 於:広島県歯科医師会館


西日本シンポジウム申込はこちら


宮崎シンポジウムの様子

座長

山下善弘 先生

宮崎大学医学部
感覚運動医学講座
顎顔面口腔外科学分野
教授 山下 善弘 先生

講演資料

<<座長講演資料>>

グラフ:座長講演に関し 座長講演
『口腔扁平上皮癌症例で(大学での初診時に)stageⅣの患者様が多くいらっしゃることにおどろいた。』

主なコメント

■宮崎でのガン等・手術範囲の適用の広さが感じられ、安心をしました。医局院の問題(少なさの)の解決ができるよう祈っております。

■宮崎大学のとりくみがわかり、よかったです。

■現在の口腔外科の常識がわかってよかった

■口腔ガン=男性というイメージが多かったが、女性や子どもにも多くなっていると知り驚いた。

■前々からガンのことを知りたいと思っていました。最近、口腔ガンが多いということで、患者様一人でも多く発見の手助けできたらと思います。

■もっとゆっくりお聞きしたいと思いました。

■連携が大切だと思います。

■県内の口腔がん患者の実態やどのような治療をされているのかが分かって勉強になった。

■宮崎の現状が解って大変勉強になった。

■精査、治療を安心して、依頼できることを再認識できた。

■宮崎県の事情がよくわかりました。

■口腔扁平上皮癌症例でstageⅣの患者様が多くいらっしゃることにおどろいた。私たち衛生士の立場で普段できること・・・について考えさせられた。

■宮崎大学における口腔がんの症例についてよく分かった。

■一般歯科で拝見することのない症例写真等、大変勉強になりました。

■歯科としても、どこでも言えるのか知りたい。

■退院後の連携の構築、ケア連携をしっかり行いたい。

■宮崎大学での現状がとても分かりやすかった。

■実際の症例を見ることでより詳しく分かりました。

■現状を知る事ができ、勉強になりました。

■口腔ガンの早期発見につながる為の歯科医師会としての役割の必要性を感じました。

■はにわネットを活用したいと思います。


グラフ:基調講演に関し 基調講演
『上皮cellの分化と正常粘膜からがん化への過程がとても分かり易かった。いかに「異形成」の時点で見付ける事が大事な事か!』
『口腔・咽頭ガン死亡推移の上昇におどろいた。先進国での日本の上昇比がずば抜けて悪いことにおどろいた。歯科衛生士として、日頃できることは何なのか?考えていかなければいけないと思った。』


主なコメント

■症例を多くみられてよかったです。メンテナンスの時間に60分確保しているので、しっかりと口腔内のガンチェックをしていきたいと思います。

■口腔がんがこれほど増加していることを知り驚いた。

■診療において、口腔全体(舌、口腔粘膜)を十分に観察する必要があることを感じました。

■上皮cellの分化と正常粘膜からがん化への過程がとても分かり易かった。いかに「異形成」の時点で見付ける事が大事な事か!!

■その為の日常での「目」、検診の大切さを痛感した。

■個別検診をやっていきたい。

■ナビシステムはすばらしいと思います。

■国内の口腔がん患者が増加していることを初めて知りました。明日から、患者の口腔内を診る際、口腔がん検診をする時間をつくりたいと思いました。

■丁寧なご説明で分かりやすかったです。

■口内炎が私もできやすいし、気になります。

■先生の普及に対するお気持ちが非常に伝わり、微力ですが、少しでも後についていけるよう、普及の診療に努めたいと思います。

■柴原先生は大変面白く、貴重な話を聴くことができました。また宮崎に来てご講演よろしくお願いします。

■口腔がんの若年、女性に増加傾向がある事におどろきました。早期発見早期治療できるように私達も注意深く口腔内を観察していこうと思いました。とても良い勉強をさせて頂きました。

■口腔・咽頭がん死亡推移の上昇におどろいた。先進国での日本の上昇比がずば抜けて悪いことにおどろいた。歯科衛生士として、日頃できることは何なのか?考えていかなければいけないと思った。

■口腔がんの早期発見の重要性、見つけ方、がんがどうしてできるのか等、とても分かり易かった。

■口腔粘膜や舌は出来るだけ見るようにしていましたが、完全ではありませんでした。見方のポイントが分かった事で、短時間で見ることが出来、自分でも誰かの命を救えるかもしれないと思うと、意識が高まりました。

■口腔がんがこんなにも増加している傾向を知り、おどろきです。症例写真など大変勉強になりました。また歯科医院で働く機会がある時は、粘膜面を診ることを忘れずに行いたいと思います。

■初期ガンを見つける眼をもつ必要があることを感じました。毎日高齢者の口腔内観察をしています。ガンに対しても舌・口腔内観察していこうと思った。

■全歯科関係者が取り組むべき。日歯が大きく動くべき。

■最近の急増に驚きでした。

■疑う目で、「おかしい」と思うことを心がけたい。

■患者さんの口腔内の小さな変化を見逃さず、見る目をあげていきたい。

■患者の口腔内の変化を早期発見、病態をDr.につなぐ、舌、粘膜疾患、DHは常に診ていくことが大切、食べることは生きること。

■普段、学校に勤務しているので、これからの学生に口腔がん検診の大切さや、学生の見る目を養えるように伝えていきます。

■基本的な内容もあり分かりやすかったです。

■症例写真もあり、日常の診療の参考になりました。

■口腔がんがこんなに増えているとは知らなかった。早期発見できるようしっかり観察したい。

■DHとして、見る目、気づきの大切さを痛感しました。もっと丁寧に観察すること、患者様に意識をもってもらえるように伝えること(啓発)を心がけます。

■とても解り易い講演、ありがとうございました。

■実際の症例写真を見ながら説明していただき、初期に(T1や上皮内がん)を発見することがいかに大変か感じましたが、やはり私たちがすべきことはこの時期の発見だと強く感じました。諸外国と比較して意識が低いことはとても残念に思います。

■医療連携、ナビシステムの活用を考えています。

■まずは蛍光装置・触診等を用いて、患者様に向き合いたいと思います。


グラフ:口腔がん撲滅運動の展開に関し 口腔がん撲滅運動の展開に関し 『取り組みや考え方はとても興味深く、これからもっと多くの人に広まっていくと良いなと思った。』

主なコメント

■まだまだ口に関して無関心の方が多いと思うので、私達も口の健康の大切さを伝えていきたいと思います。

■取り組みや考え方はとても興味深く、これからもっと多くの人に広まっていくと良いなと思った。

■口腔がんで亡くなる方が日本は多い事は、驚きました。DHとして、口腔内を診る事をしっかりしたいと強く感じました。

■オーラルナビシステム、良いですね。宮崎県もシステムをつくってほしいです。

■とても興味のある内容でした。現在は大学勤務なので、紹介受け入れの立場ですが、将来開業医で働くようなことがあればぜひ参加したいと思いました。

■今後の益々の展開を期待したいと思います。

■すごいプレゼンがきけてよかった。わかりやすい。


グラフ:地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して
地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して
地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して
地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して
『患者様との向き合い方を考えなおしたいです。』

主なコメント

■自身及び歯科衛生士にもですが、舌を中心に口腔内をよく視察診断できるようになりたいと思った。

■スキルアップ、必要だと思います。

■今後もさらなる活動を期待したいと思います。

■新たな発見があった。今までの取組みが知られていないと思った。

■"口腔がん"を改めて考え、勉強する必要があることを実感しました。周りの人にも伝えていきたいです。

■様々な意見が聞けて良かった。

■改めて考えさせて頂く機会となり、勉強になりました。

■患者様との向き合い方を考えなおしたいです。


グラフ:全体を通じての感想
『医療人として早期発見に取り組むための研修会も必要だと感じました。』

主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)

■0.2パーセントを大事と思うかどうかですね。

■歯科衛生士にも、ガン検診の診る目を学ぶ研修があるといいなぁと思います。結局、舌がまわってきませんでした!! (※舌がん模型のことです。前から順番に皆様に回して触っていただいているものですが、どこかで止まってしまったようです、気付かずにすみませんでした。)

■現在の保険制度で対応できると思った。

■柴原先生の講義は非常に内容も強く(病理、日本と外国の取組みの違い)言葉もはっきり大きく、聞き取り易く、熱い思いが伝わってきた。先生のお話を伺って、地域における開業医院の役割を改めて自覚し、意識的に取り組まなければと思った。宮崎大学医学部歯科口腔外科の治療、内容、取組みが理解出来ました。ありがとうございました。

■蛍光観察装置を郡市歯科医師会で集団検診において使ってみたい。 (※空いてさえいれば、VELscope®Vx3台程度お貸しできますのでおっしゃってください。)

■ありがとうございました。

■ありがとうございました。勉強になりました。日々の診療に活かしていきます。

■粘膜診査にもっと時間を取って診療したい。

■運動の会に入っている入っていないに関わらず、口腔内を日々診ている時点で、一員である事を実感しました。明日から広い目でみていきたいと考えています。

■大変勉強になりました。ありがとうございました。

■歯だけではなく、粘膜の観察が改めて大事であるということが分かった。

■口腔がんの多さに正直驚きました。歯科医院で見つけることが大切なので、これからメンテナンスなど、よりチェックに気をつけていきたいと思います。

■実際の症例を見ることができて良かったです。明日からの診療に役立て、細部まで診られるようにします。

■口腔がんを意識することが出来、少しでも早期発見につながるよう、DHとして診る目を養いたい。ありがとうございました。

■シンポジウムに参加させて頂き、大変勉強になりましたし、医療人として早期発見に取り組むための研修会も必要だと感じました。

■日本だけ右肩上がりのグラフの原因を知りたい!

■とても勉強になりました。

■いずれの講演も大変すばらしかった。この団体があることを知って心強く感じた。

以上です。

※ご参加者の皆様、アンケートへのご協力をありがとうございました!

以下、会場の様子で~す。




★「地域の口腔がんを考えるシンポジウム(西日本編)」の第12回目以降のご参加お申込みは以下まで


西日本シンポジウム申込はこちら

TOPへ戻る

西日本編 第9弾『鹿児島県』開催レポート!!

2018年3月25日(日)
於:鹿児島県歯科医師会館4F大ホール

『満席!』参加者数:121名(定員80名)

■歯科医師:73名 
■歯科衛生士:25名 
■他歯科スタッフ:3名 
■関係者(座長、ご来賓、事務局):20名


杉浦 剛 先生
座 長
鹿児島大学大学院
医歯学総合研究科
顎顔面機能再建学講座
教授 杉浦 剛 先生

3月25日(日)、『地域の口腔がんを考えるシンポジウム 第2弾 西日本編(全11地区12回)』の第9回目が鹿児島県にて開催されました。

 以下に記載されているのですが、座長の杉浦先生の講演にもありましたが、鹿児島県は、全国的にみて、口腔がんの発症数が高い地域だとのこと、会場のご参加者も特に熱心にお聞きになられていました。

以下、ご参加者のアンケートを掲載させていただきますので、ぜひ、ご一読を。

また、今後の開催予定は以下の通りです。ぜひ、ご参加ください。




【第2弾 西日本編 今後の開催スケジュール】

・広島県 2018年 4月22日(日) 11:00~16:00 於:広島県歯科医師会館


西日本シンポジウム申込はこちら


鹿児島シンポジウムの様子

座長

杉浦 剛 先生

鹿児島大学大学院
医歯学総合研究科
顎顔面機能再建学講座
教授 杉浦 剛 先生

講演資料

<<座長講演資料>>

グラフ:座長講演に関し 座長講演
『全国的にも鹿児島は口腔がん発症が高いことを改めて知り、早期発見のために検診推進だけでなく、日頃の検診内で粘膜への意識レベルを高めて発見の貢献につなげたいと強く思いました。』

主なコメント

■気持ちを新たに、明日から口腔粘膜のチェックをしていきたいと思います。

■いつものようにわかりやすい講演でした。一昨年、枕崎市での口腔がん検診から、自院でのがん検診への取組みの必要性を感じておりました。

■啓発に努めたいと思います。

■唾液での検査は早くできる様になれば良いと思います。

■鹿児島県に対する地域別のデータなどわかりやすく、私たち開業医に勤務するDHも知っておくべき知識であり、DHとしての役割も大きいと改めて感じました。そして、県民への啓発にも力を入れていくべきだと感じました。

■鹿児島県での現状、口腔がんが増加していることなど、新しい知見を得ることができました。

■鹿児島の現状がわかりやすかった。

■県内の口腔がんによる死者数が多いのにおどろきました。

■分かりやすい。スライドも見やすい。

■口腔がんが増加傾向にあると知らなかった。一度、健康舌組織等(たけしの家庭の医学)で取り上げてもらえば認知につながるのでは。

■県内でのガンの現状をまったく知らなかったので、聞けてよかったです。

■全国的にも鹿児島は口腔がん発症が高いことを改めて知り、早期発見のために検診推進だけでなく、日頃の検診内で粘膜への意識レベルを高めて発見の貢献につなげたいと強く思いました。

■鹿児島での現状が分かりました。

■検診キットの早い開発を期待したいです。口腔がんの現状が数値的にわかり良かったです。

■私は熊本在住ですが、出身は大隅の肝属です。是非、Dr.・DHより住民への啓発・検診が十分に行き届くことを期待しています。

■先生の情熱が伝わってきました。

■鹿児島県の現状を再認識することができた。もっと積極的に歯肉・粘膜を診るようにしたいと思った。

■分かりやすかったです。

■鹿児島においての口腔がんの現状がとても良くわかりました。

■鹿児島県の現状、各地域ごとの現状を解説頂き、大変参考になりました。

■鹿児島県の現状がよく理解できた。

■県内の状況について知ることができた。(口腔がんが多い)自分の住む地域が他の地域より多い現状に驚いた。

■鹿児島県の現状がわかり良かったです。患者さんに安心を買いましょうと伝え、紹介をこれからも続けます。よろしくお願いします。

■鹿児島県の現状をわかりやすく説明していただき、歯科衛生士としての役割もお話いただいたので、日々の臨床で役割を果たしていきたいと思いました。

■鹿児島県の口腔がん罹患率や地域のがん検診の受診率などを知り、地域での啓発の必要性を感じました。市町村の健康教室等でも役立たせたいと思います。

■毎日の診察で気付く様に、感心を持つよう、努力することと思います。


グラフ:基調講演に関し 基調講演
『DHが発見した症例に感銘を受けました。日常の臨床の中で粘膜・舌をみる習慣をつけることの重要性を改めて感じました。救える命があるのだと思いました。そして、がんの進行の早さにも驚きました。』

主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)

■早期発見の大切さを再認識いたしました。

■口腔がん撲滅運動への最前線での参加という点で、責任感とふんぎりがつきました。ちょっとした難治性の内炎への追及の必要性を感じました。

■日本の口腔がんの現状や、口腔がん検診への取組み、またこれから開業医としてナビシステムの利用等、とても勉強になりました。また先生のご講演を拝聴できればと思います。

■検診協力医が増えるといいです。

■DHが発見した症例に感銘を受けました。日常の臨床の中で粘膜・舌をみる習慣をつけることの重要性を改めて感じました。救える命があるのだと思いました。そして、がんの進行の早さにも驚きました。

■とても参考になりました。癌化へのプロセスなど、学生時代には習っていたはずになのに、新鮮な気持ちで拝聴致しました。退職まであと2年の情熱に、私ももっと日常の診療をがんばろうと思いました。

■垂水市の元気プロジェクトでお世話になったり、口腔がんに興味があります。

■歯周病検診でも粘膜、舌は診ておりますが、ガンに関しては、自分にスキルがない。

■段階別に分かりやすい、説明・スライドだった。

■前がん病変、メカニズム、基準が理解できた。米国ではDHが触診、検査などを行っていることを知った。

■がんの早期発見への取組みがすばらしいと思いました。

■悪性腫瘍は分化するという基礎的なことを再認識しました。患者さんの口腔内を視る目を養うために、日常的な健診を心がけていかなければいけないなと思います。

■柴原先生の軽快な話が楽しく、かつわかりやすかった。

■症例写真により、病態が良く知れた。

■とてもわかりやすく、例えもよかった。

■先生の感じている使命を私達、DHも学生も情報を広め、少しでも国民のQOLの向上に役立てていきたい。学生にも紹介したいと思います。

■口腔ガン検診ナビシステムの取組みに興味がありました。蛍光診断システムにも興味がありました。

■個別検診ができるように、DHも手技を身につけたいと思いました。

■行政持に市町村で対策型の口腔がん検診を行っていただける様に、今後歯科医師会として働きかけていきたいと思います。先生のデータなどをいただけるものでしょうか?(※確認してご返答いたします。)

■話もおもしろく、分かりやすく、今後にいかせると思いました。

■訪問診療では基幹病院への紹介もままならない患者さんもいらっしゃるので、画像でやりとりできるナビシステムはとても助かります。利用させていただきたいと思うので、よろしくお願いします。勤務医でも登録して良いのでしょうか?(※勿論です。ぜひご登録いただきご活用ください。)

■口腔がんの詳細な内容等、大変ためになりました。

■学生以来の病理変化を聞くことができ、さらなる理解ができた。

■口腔がんに対して、私自身身近な問題としてとらえていなかった。日々の診療の中で口腔粘膜を診ることから始めたい。

■口腔がんは発見が遅れるとQOL・社会性の低下がおこるので、早期発見に努めたいと思います。日々、粘膜も診ておりますが、さらに詳細に視診・触診をし、自らの直感を信じ、大学病院へ紹介したいと思います。

■口腔がん検診の必要性・重要性をあらためて理解できました。粘膜を診る習慣を継続していきます。DH会でも口腔がんに関する研究会を企画してより多く広めていこうと思いました。

■少しの変化に気付ける目を養うことが大切だと思った。

■口腔がんは高齢、男性、喫煙者だけがハイリスクではないこと、歯科医院での発見が大切なことがよくわかりました。今後はかかりつけ歯科医師をもつこと、定期的に検診(受診)することを市民に勧めていきたいと思います。

■早期発見・早期治療の大切さ


グラフ:口腔がん撲滅運動の展開に関し 『口腔がん撲滅運動にぜひ参加したいと思った。バッジをつけて毎日の診療で患者さんに情報提供や検診を積極的にしたいと思った。』

主なコメント

■VELscope®Vxを使った自院での検診システムの確定と、ナビシステムへの参加、および鹿児島大学とのナビシステムの連携を早期に期待します。

■ナビシステムは素晴らしいと思いました。

■歯科医院で粘膜の異常を発見できることが理想的です。

■疑わしいものは口腔外科へ紹介する事の大切さがわかった。

■運動に対しての熱意がとても伝わってきました。

■すばらしい活動だと感じました。歯科に関わる全員が知っておき、専門家として啓発していきたいと考えている。

■予後がこんなに悪い状況とは知りませんでした。検診も大切ですが、まず私たち歯科医が見逃さないことが大切ですね。

■委員会のコンセプトがわかり、システムも利用したいと思った。

■口腔がん撲滅運動にぜひ参加したいと思った。バッジをつけて毎日の診療で患者さんに情報提供や検診を積極的にしたいと思った。

■わかりやすい説明で、現在の歯科医療についてや撲滅委員会のシステムがよくわかりました。


グラフ:地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して
地域の口腔がんを考えるシンポジウムに関して

『衛生士が口腔内の粘膜までよく見るという観念から重要な立場であることへ、認識が深まった。学校での教育も大事である。』

主なコメント

■衛生士が口腔内の粘膜までよく見るという観念から重要な立場であることへ、認識が深まった。学校での教育も大事である。

■腫瘍外来メンバーとして、大変有意義な時間となった。

■健診の重要性がわかりました。歯周病の治療を続けていたら、歯肉がんだったというのが身近にいらしたので、先生方が話されたように「おかしい」と思ったら、二次医療機関に進める判断が必要だと思います。

■紹介状の件は、確かに追跡しているわけではなかったので、今後は検討していきたいと思います。


グラフ:全体を通じての感想
全体を通じての感想 全体を通じての感想 『自分の役割として、何ができるか、考える良いきっかけになりました。』
『歯科医院で救える命がある。全くその通りだと思います。紹介状を書いても大学病院に行っていただけない方もまだまだいらっしゃいます。ナビシステムはその方々をあと押し出来る良いシステムだと思います。』


主なコメント(「※印」は事務局からの補足コメントです。)

■バッジを5個ネットで購入した。ステッカーを1個、本日購入した。

■グッズをセミナーにて購入済みです。口腔がん発見の最前線で所属していることの責任感を痛感しました。

■バッジを購入しました。

■杉浦先生のおっしゃったように、P検と口腔がん検診を一緒に実施すると、P検協力医は口腔がん協力医になっていただけますね。

■粘膜の観察時に、舌をひねる、挙げる、つまむなど、動かしながらの観察が大切だと知りました。粘膜炎をしっかりと分析して対応策があるなら、先延ばしにせず、対処しなければならないと思いました。

■口腔がんの現状を知ることができ、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。日常診療でもっと口腔内をしっかり診ていきます。

■訪問歯科で口腔がん、前がん病変などを目にすることもあり、大変勉強になります。実際、口腔がんの患者さんのケアも考えます。

■実際に口腔がんの疑いのある患者さんにふれた時に参考にしたいです。

■細かい配慮がされていて、良かったです。ありがとうございます。歯科医療従事者の役割の重要性を実感しました。国民の認知度があがれば良いと思います。

■自分の役割として、何ができるか、考える良いきっかけになりました。講演中に記録をとる際、会場側が暗くて困りました。(※申し訳ありません。会場を明るくすると症例写真などのPPTが見えづらくなるため、見えやすい方を優先しています。どうかご容赦ください。)

■アンケートが書きづらいと思われます。(答えの選択肢について)重複している内容が多かったように思います。口腔がんに関する情報提供、教育機会を増やしてほしいと思います。お世話になり、ありがとうございました。(※ご意見をありがとうございます。アンケートの改修を検討させていただきます。また、今後、情報提供や教育機会も増やしてゆきたく思います。)

■勉強になりました。ありがとうございました。

■真っ暗だと眠たくなりました。(※同上です。どうかご容赦ください。)

■歯科衛生士でありながら、まだまだ知識不足な部分が多く、このようなシンポジウムや研修会があれば、またぜひ参加していきたい。

■歯科医院で救える命がある。全くその通りだと思います。紹介状を書いても大学病院に行っていただけない方もまだまだいらっしゃいます。ナビシステムはその方々をあと押し出来る良いシステムだと思います。

以上です。

※ご参加者の皆様、アンケートへのご協力をありがとうございました!

以下、会場の様子で~す。




★「地域の口腔がんを考えるシンポジウム(西日本編)」の第12回目以降のご参加お申込みは以下まで


西日本シンポジウム申込はこちら

TOPへ戻る

『第7回:世界の口腔がん』

「知ってトクするコラム」

『第7回:世界の口腔がん』


このパートでは、口腔がんについて、疫学、病理、治療、そして予防の解説を
順次行っていきます。

時折、最新の耳寄り情報も加えますので、知ってトクするコラムとなります。
ご覧の皆様が『口腔がん通』になること請け合いです、ご期待ください。

さて、第7回は、以下のことをお話しします。

『第7回:世界の口腔がん』

世界保健機構(WHO)は各がんの死亡者数の推移を毎年発信しています。

2017年のWHO MortalityDatabaseの中から、
口腔・咽頭がんの死亡者数の各国比較が示されました。

※ご参考まで
↓↓↓↓↓
http://www-dep.iarc.fr/WHOdb/WHOdb.htm

全世界で年間40万人以上の方が死亡していて、罹患者の局在をみれば、
東南アジアなど発展途上国に顕著な病変です。

日本を含めアメリカ、イギリス等の先進諸国での死亡者数の推移をみると、
なんと日本だけの右肩上がりの急激な増加が一目瞭然となっています。

他の先進国と比較しても、日本の死亡者数が激増
他の先進国と比較しても、日本の死亡者数が激増

日本以外の先進国では、横這い、または、微増(イタリア、フランスは減少)
にも拘わらず、日本では1980年から高い傾斜を持って増加しています。

アメリカと日本を比較すれば国土は日本の約20倍、人口は約3倍ですが、
口腔がん・咽頭がんの死亡者数は約9,500と約7,500を表し近似しています。

理由として、口腔がん治療が日本よりも優れているからではなく、早期がん発見の
システムが功を奏した結果だと思います。

アメリカでは歯科医学教育機関、アメリカ歯科医師会、口腔がん財団などが中心と
なって、一般開業歯科医師をレベルアップに努めています。


患者さんの口腔内に疑問を感じたら、すぐにオーラルナビシステムでご連絡ください。

口腔がん検診『オーラルナビシステム』登録申し込み(無料)

「知ってトクするコラム」